2012年12月10日月曜日

番外編/「ガラスの仮面」

番外編です。

「ガラスの仮面」の名せりふカルタCD付が販売、の記事を見つけました。


アニメの名せりふは、アニメファンならずとも、

記憶に残る名シーンですが、

それが、カルタとするところがすばらしい魅力を感じます。

もちろん、発売元は白泉社さん。


せりふ優先で、おなじ札が複数枚あり、

お手付き要注意だそうだ。

(「あ」の札は、5枚。ファンなら想像できるか?)


百人一首型の方がオタク度を誇示できて良いと思われます。

上の句を読むと、下の句が判っていると「はいぃ!!」っと。


上の句:月影先生のせりふ=下の句:マヤの葛藤のせりふ

とか、

上の句:長~いせりふの前半=下の句:その後半

とか、知る人ぞ知るで楽しめそうです。



引用元:『白泉社 「ガラスの仮面」 美内すずえ』



2012年12月8日土曜日

名シーン十傑・その7

森の人登場。


土鬼親衛隊の追撃にあい、墜落したブリック。

ユパとアステル、ケチャの生死の確認に降りた蟲使いの前に、

蟲使いのし祖にして最も高貴な血の一族である、

森の人が姿をあらわす。


エフタルの末裔ということは、腐海システム前なのか、以降なのか

読み取れない。


腐海の謎を追及しているというから、

新世界誕生の見張り役の役務を追わされている末裔なのか。


森の人仕様の腐海用マスク(コスチューム)にさっすが、と思ったこの場面を、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。




引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

名シーン十傑・その6

皇弟ミラルパVSマニ族僧正さま


皇弟ミラルパの初登場シーンです。

まがまがしい面布とともに、念動をつかうあやしげな奴。


しかしながら、マニ族の僧正さまと呼ばれる坊さまも

同じく念動使いであらっしゃった。


読者にもよくわかっていない土鬼の内輪事情が、

僧正さまの念話で説明いただけたことはありがたい。


神聖皇帝の高祖(?)が降臨するまでの土着の宗教とは、

腐海システム以降の教義なのだろうか。


ユパの最後にも通じる、皇弟ミラルパと対等に渡り合ったこの場面を、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。



引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

2012年12月3日月曜日

名シーン十傑・その5

王蟲がナウシカにこころをひらき、

「いたわりと友愛が」満ち溢れた場面。


光の粉は、ここでは酸のやけど痕を中和したり、

何の副作用ももたらしていない。


オーマや墓所が発する、ひかりとは異質のもののようだ。

組織液が同一でも、生成される分泌物は異なる性質のものなのでしょうか。

もしくは、進化の過程で異なる生態となってきたのか。

しかし、蟲達には進化は必要とされていないはず。


種の生命に意志があることを信じながら、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。



引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

2012年12月2日日曜日

名シーン十傑・その4

粘菌VS翅蟲


ナウシカ十傑の1シーンと致します。

この時から、蟲たちを慈しむ気持ちが無性にわいてきました。

心境は既に、ナウシカそのものです。


一方の粘菌は、

落下時に都合良くパラシュート化するは、

見えないところから喰らいにくるは、

性格が明らかにわるい。

悪知恵が働くやなやつだ。

往年の「ギズモ」をほうふつさせます。


粘菌の出現は、墓所の主の筋書きに沿っているのか。

腐海の役目がまだ終わっていない以上、粘菌にがんばってもらうはずが、

蟲達に阻止されているのはどういうことか。


運命にあらがう生命の真髄を問うこの場面を、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。




引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

名シーン十傑・その3

ペジテのガンシップVS親衛隊コルベット


腐海を南下する、トルメキアと辺境諸国の同盟部隊に対して、

ペジテのガンシップが強襲するシーン。

アスベルとクロトワのドッグファイトです。


クロトワの操舵技術は、本人曰く

「ひどいボロ船に16のときから10年乗り組んでいた」頃に

身に付けたらしい。


ナウシカに気を取られていなければ、アスベルの全勝っぽかったが、

ガンシップの戦闘力を知らしめる、ナウシカ十傑の1シーンと致します。



引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

2012年12月1日土曜日

名シーン十傑・その2

土鬼親衛兵の突破を図る、トルメキア装甲兵分隊とナウシカ。

「はなしなさい!!馬脚が乱れる!!」のシーン。


城門を開け、ナウシカ分隊の帰還を待ち出迎える場面と悩みましたが。


戦友を見棄てるかのようなセリフに、

軍人の厳しさと、第三軍将兵の規律の高さを感じます。


そして、愛馬(?)カイをともらい、埋葬を指示するクシャナ。

将兵の言葉にも、思わず涙が・・・。


戦場をテーマに描く、コンバット的なエピソードとして、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。



引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』