2012年12月31日月曜日

ああ!和田慎二

ピグマリオ(花とゆめコミックス)全27巻を、

ブックオフに持ち込んでから、

既に10年以上経っている。


作者の和田慎二さんは、2011年7月5日に他界されていて、

当時のニュースの記憶がなかったので、ちょっとショックです。


関連で気になりましたが、美内すずえさんは、ご健在ですね。

80年代には無かったインターネットのおかげで、

マニア的な情報がすぐに観られるようになりました。

アシスタント経験者に、魔夜峰央さんの名前もありました。


ところで、少年クルトの成長物語は、

宿敵メデューサとの対決を終末に見据えながら、

主人公が取り巻く人々を引き込んでいく、

というパターンです。


後半の駆け足感は、全く残念ですが。


思い出した(忘れた)頃に、

コミックを引っ張り出して読みふけると、

知らず時間が経っている。

の繰返しを人生で何回かしていました。


原作を読み返しながらの、まとめ投稿ができないですが、

自分だけの解釈=世界感が大切ですので、

これ以上はググらずに・・・、


合掌です。



引用元:『花とゆめコミックス 「ピグマリオ」 和田慎二』

 

2012年12月29日土曜日

ガンダムSEED&DESTINYについてでしょう

ガンダムSEED&DESTINYについて。


40代!もちろん、初代ガンダム派ですが、

SEEDにもはまった。


知人が同様のことを熱弁していた時は、

全く相手にしていなかったが、

全編を観たらはまった。


メカニックデザインは映像の進化とともに、

戦闘シーンのかっこよさを増幅している。

ストーリーもZガンダム以降の解せない展開を回避し、

テーマに納得感がある。


実は、キャラにも魅了されてしまった。

とうぜん、アスラン。

アスランは、「ナルニア物語」のライオン王の名前かなぁ。

かなりイケテる、人物背景と思いますよ。

2編を通じての、隠れ主人公なのは間違いないでしょう。


ガンダム00では、ストーリー設定に現実味を持たせ過ぎの感があったが。

多分、DESTINYは水戸黄門系の安堵感が良いのだろうと思う。


ガンダムUCもZ系の展開にいってしまうのだろうか。

まだ、4までしか観ていない・・・。



引用元:『毎日放送 「ガンダムSEEDシリーズ」 サンライズ』


2012年12月27日木曜日

見た目は子ども、頭脳はおとな。名探偵コナン

名探偵コナンについて。

ご存知、

“見た目は子ども、頭脳はおとな。名探偵コナン”

です。

アニメでは、事件の謎解きが毎週の楽しみです。

解決まで真犯人が黒いシルエットで登場するので、

むすめが怖がってテレビを消そうとします。

推理合戦はもっぱら息子との対決です。


しかしながら、一番の興味は黒の組織との攻防でしょう。

工藤新一が、江戸川コナンとなったエピソードから、

もっともシリアスなストーリー展開となっています。


関わる登場人物も、コードネームをもつ黒の組織の者達だけでなく、

灰原哀や赤井秀一といった、思わずファンになってしまうキャラも特徴的です。


本編と平行して展開する、

怪盗キッドのストーリー背景もコナンと合流しそうですがどうだろうか。



アニメの基本として、エンディングにストーリーの伏線をはるという点で、

現在放映のものは注目しています。

新一と蘭をグランドの外から見つめる女子はいったい誰か。

倉木の曲のイメージだけの

創作とは思いたくないが。


黒の組織を含めて全ての謎解きには、

コナンとキッドの親父が出張らないと進展しないと

予感しています。



引用元:『よみうりテレビ 「名探偵コナン」 青山剛昌』


2012年12月25日火曜日

「月光に冴える一輪の花、キュアムーンライト!」

プリキュアについてです。

全国の幼児、小学生の少女に人気の、プリキュア・シリーズにはまる編。


シリーズ中の入門編としては、

「ふたりはプリキュアマックスハート」

シャイニールミナスの存在が抜群に聴いている。

主題歌への“Max Heart~♪”の挿入が、パワーアップ感を感じさせ、

わくわく感を増幅させます。



そして、シリーズの中でも、ストーリー、キャラクター的に出色の出来栄えなのは、

ハートキャッチプリキュア!


キャラクターの類似指摘はあるものの、

ストーリー性など全てが、従来のプリキュアとは一線を画する作品内容です。

その象徴としては、ストーリラストで最終悪のデューンが、

宇宙から地球を殴るシーンは圧巻ものです。


主人公たちの成長プロセス、変身時のお約束せりふ、必殺技の決めポーズ等、

間延びのなく違和感のない設定です。


月影博士&ダークプリキュア&キュアムーンライトのくだりは、

サブストーリーとしても充実の構想力です。


そして、

池田彩さんのプリキュア関連曲の魅力も外せません。

歌って踊れるプリキュア歌手陣として、超売れ線でしょう。

交響楽団とのコラボステージのDVDも必見です。



引用元:『ABC朝日放送 プリキュア・シリーズ』




2012年12月23日日曜日

島根県、行ってもいいかも

島根県がアニメっています。

JRの車内広告で見ました。


鬼太郎列車はキャラクターをヘッドマークに描いたラインナップで

撮り鉄ならずともです。

もちろん!コナンもいるようです。


鬼太郎といえば、ねずみ男ですが、

リメイクされるとほっかむりの色指定も変わって

印象がいまいちです。


ストーリー背景そのものが、

水木しげるワールドをそこなってしまいます。


戦後のバラック、やみ市といった世の中で、

うさん臭い人間しか存在しない時代背景を

舞台としている味が消えてます。

ほんの少し前の親父や祖母ちゃんの時代のはずですが、

今の世代には知らない時代です。


したがって、ねずみ男のコスチュームは、

もちろん!ねずみ色でしょう。

確か息が臭くてヒトに迷惑な存在でした。

平成の無菌無臭生活にはアンシンジラブルな生き物です。


鬼太郎に登場するおとなたちは皆イカサマ師的ですが、

子ども達は純朴に描かれているようです。

当然ながら、主人公鬼太郎も出生の場面から解るように、

妖怪な存在なのです。


原作に戻るべし、は

サザエさんにも共通する回帰論です。



2012年12月21日金曜日

番外編/「レベルE」

「レベルE」をご存知でしょうか。

冨樫 義博先生の作品です。


王立護衛軍隊:クラフト隊長の名言、

「常に最悪のケースを想定しろ。奴は必ずその少し斜め上をいく」セリフは、

ストーリを暗示するもの。


ストーリー構成がみだらなコミックも散見されますが、

第一話から構想がしっかりしているものでないと連載途中で興ざめします。

ジョジョなんかはそのへんを作者が結末までしっかりと構築しているので、

読みごたえ、ありです。


とりあえず短編で売れ出したから続編を、となると

つじつまがあわなくなって、苦しいストーリー展開に陥ります。

スポ根系にありがちで、

ライバルが延々と登場し、国内では鹿児島県チームとか

特徴あるキャラが尽きると、

海外編でギリシャとかインドとかを登場させるパターンです。

レベルEは、全3巻ショートショートですが、

当初からの作者の構想できっちり読みきれます。
登場人物の設定にぶれがないことも重要です。

サブキャラ含め突然に人格が変化することは、

主人公の成長ストーリーとは呼べません。

バカ王子のやや斜め上は一貫しています。

レベルEは、論理系コミックです。ストーリーの中で、

読者が作者の知的レベルを相互疎通しながら読み進めて行きます。

知的充足感をたかめていきます。


謎解きとは少しことなるテイストです。

デスノートもその系譜と思います。

偏差値低かったり、センスが合わないとつまらないお話しです。

作者の連載ものの休刊期のチャレンジ作品とのことですが、

是非に続編を望みます。
しかし、10年越しのアニメ版は心理描写が見えないので、

今一歩といったところでしょう。

セリフで聴きたくないし、わざとらしさが残ります。




引用元:『ジャンプ・コミックス 「レベルE」 冨樫 義博』


2012年12月19日水曜日

チククと上人さまに出合う


オアシスに降り立ち、チククと上人さまに出合う。

上人さまの云う神聖皇帝に邪教とされた神の教えとは。


神が語る永い浄化の時とは、

ストーリーではダイカイショウを意味して語られているが、

それは、ナウシカの生きる世界での

ものの見方でないか。


神の教えが旧世界の人々の再生への希望の悟りであれば、

腐海システムの期間が、

永き浄化の時ではないか。


つまり、旧世界の人たちの希望の願いが、

現世界に文献にて語り継がれ、

本来の意味することと取り違えられても、

神の教えとして信仰してきたのだろう。


上人さまとナウシカの出合いにどのような必然性があるかは、

不明だ。




引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』



2012年12月18日火曜日

ナウシカをググってみたら

アニメというフィクションの世界には、

先ず、独りで没頭すべきと思っています。

アニ友と群れるとオタク会話に聞こえるし。


しか~し、独りでは開眼できないこともあります。

目からウロコの、30年間知らなかったこと。

もっとはやく知っていたかった。


やっぱり、クシャナ姫はストーリーの主人公だったんだ。

そのことを、僕はちゃんと知っていたけど。


ナウシカ   ∞   クシャナ
nausicaa       cusianaa


素晴らしい!!

今年一番の出来事でした。




引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』





     

2012年12月15日土曜日

名シーン十傑・その10

シュワへの途上にある廃墟。

ヒドラの番人のいる墓所の貯蔵庫にて、

ヴ王の二皇子が、連弾するシーン。


性善説を唱えるかのように、

邪悪の塊とされていた皇子が、

芸術を愛で、安らかな喜びを感じている。


ヴ王も死に様に改心し、クシャナに王位を継承する。


失われし技の中枢から発せられる光には、

心を清める効果があるのか。


改造人間達が凶悪化し、離反行為をしないような

精神安定効果が仕込んであるのかも。


クシャナの仇敵がいい人かも、と思わされたこの場面を、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。




引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

2012年12月13日木曜日

名シーン十傑・その9

カボの基地にて。

瀕死ながらも、クロトワの機転により、第三皇子の毒牙から

クシャナを救う。

クシャナ、クロトワを担いで走るのシーン。

+ 一連の場面


蟲の大群に襲われ、第三皇子の乗る重コルベットは墜落炎上。

クシャナの復讐は、蟲達により達せられる。


この場面でのクシャナの心情は激しく動きます。

第三皇子への激高

部下を救う友愛

蟲の襲撃に冷静な判断を取り戻す

幼い少女の優しさ



クシャナの、腐海や蟲、オームに対する意識が、

ナウシカのそれと、シンクロするキッカケとなったこの場面を、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。



引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

2012年12月11日火曜日

名シーン十傑・その8

サパタ土侯国の都城の攻防


クシャナ第三軍全開のシーン!!

白い魔女の異名をもつ、

クシャナの再起をかけた戦場。


トルメキア最強の装甲騎兵の実力をふんだんに披露。

土鬼僧官の機敏な反応により窮地に陥るが、

ナウシカの鏑玉に救われ包囲網を突破する。



土鬼包囲網に一矢を報いたクシャナのみごとな采配のこの場面を、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。




引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

2012年12月10日月曜日

番外編/「ガラスの仮面」

番外編です。

「ガラスの仮面」の名せりふカルタCD付が販売、の記事を見つけました。


アニメの名せりふは、アニメファンならずとも、

記憶に残る名シーンですが、

それが、カルタとするところがすばらしい魅力を感じます。

もちろん、発売元は白泉社さん。


せりふ優先で、おなじ札が複数枚あり、

お手付き要注意だそうだ。

(「あ」の札は、5枚。ファンなら想像できるか?)


百人一首型の方がオタク度を誇示できて良いと思われます。

上の句を読むと、下の句が判っていると「はいぃ!!」っと。


上の句:月影先生のせりふ=下の句:マヤの葛藤のせりふ

とか、

上の句:長~いせりふの前半=下の句:その後半

とか、知る人ぞ知るで楽しめそうです。



引用元:『白泉社 「ガラスの仮面」 美内すずえ』



2012年12月8日土曜日

名シーン十傑・その7

森の人登場。


土鬼親衛隊の追撃にあい、墜落したブリック。

ユパとアステル、ケチャの生死の確認に降りた蟲使いの前に、

蟲使いのし祖にして最も高貴な血の一族である、

森の人が姿をあらわす。


エフタルの末裔ということは、腐海システム前なのか、以降なのか

読み取れない。


腐海の謎を追及しているというから、

新世界誕生の見張り役の役務を追わされている末裔なのか。


森の人仕様の腐海用マスク(コスチューム)にさっすが、と思ったこの場面を、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。




引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

名シーン十傑・その6

皇弟ミラルパVSマニ族僧正さま


皇弟ミラルパの初登場シーンです。

まがまがしい面布とともに、念動をつかうあやしげな奴。


しかしながら、マニ族の僧正さまと呼ばれる坊さまも

同じく念動使いであらっしゃった。


読者にもよくわかっていない土鬼の内輪事情が、

僧正さまの念話で説明いただけたことはありがたい。


神聖皇帝の高祖(?)が降臨するまでの土着の宗教とは、

腐海システム以降の教義なのだろうか。


ユパの最後にも通じる、皇弟ミラルパと対等に渡り合ったこの場面を、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。



引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

2012年12月3日月曜日

名シーン十傑・その5

王蟲がナウシカにこころをひらき、

「いたわりと友愛が」満ち溢れた場面。


光の粉は、ここでは酸のやけど痕を中和したり、

何の副作用ももたらしていない。


オーマや墓所が発する、ひかりとは異質のもののようだ。

組織液が同一でも、生成される分泌物は異なる性質のものなのでしょうか。

もしくは、進化の過程で異なる生態となってきたのか。

しかし、蟲達には進化は必要とされていないはず。


種の生命に意志があることを信じながら、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。



引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

2012年12月2日日曜日

名シーン十傑・その4

粘菌VS翅蟲


ナウシカ十傑の1シーンと致します。

この時から、蟲たちを慈しむ気持ちが無性にわいてきました。

心境は既に、ナウシカそのものです。


一方の粘菌は、

落下時に都合良くパラシュート化するは、

見えないところから喰らいにくるは、

性格が明らかにわるい。

悪知恵が働くやなやつだ。

往年の「ギズモ」をほうふつさせます。


粘菌の出現は、墓所の主の筋書きに沿っているのか。

腐海の役目がまだ終わっていない以上、粘菌にがんばってもらうはずが、

蟲達に阻止されているのはどういうことか。


運命にあらがう生命の真髄を問うこの場面を、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。




引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

名シーン十傑・その3

ペジテのガンシップVS親衛隊コルベット


腐海を南下する、トルメキアと辺境諸国の同盟部隊に対して、

ペジテのガンシップが強襲するシーン。

アスベルとクロトワのドッグファイトです。


クロトワの操舵技術は、本人曰く

「ひどいボロ船に16のときから10年乗り組んでいた」頃に

身に付けたらしい。


ナウシカに気を取られていなければ、アスベルの全勝っぽかったが、

ガンシップの戦闘力を知らしめる、ナウシカ十傑の1シーンと致します。



引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』

2012年12月1日土曜日

名シーン十傑・その2

土鬼親衛兵の突破を図る、トルメキア装甲兵分隊とナウシカ。

「はなしなさい!!馬脚が乱れる!!」のシーン。


城門を開け、ナウシカ分隊の帰還を待ち出迎える場面と悩みましたが。


戦友を見棄てるかのようなセリフに、

軍人の厳しさと、第三軍将兵の規律の高さを感じます。


そして、愛馬(?)カイをともらい、埋葬を指示するクシャナ。

将兵の言葉にも、思わず涙が・・・。


戦場をテーマに描く、コンバット的なエピソードとして、

ナウシカ十傑の1シーンと致します。



引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』