オアシスに降り立ち、チククと上人さまに出合う。
上人さまの云う神聖皇帝に邪教とされた神の教えとは。
神が語る永い浄化の時とは、
ストーリーではダイカイショウを意味して語られているが、
それは、ナウシカの生きる世界での
ものの見方でないか。
神の教えが旧世界の人々の再生への希望の悟りであれば、
腐海システムの期間が、
永き浄化の時ではないか。
つまり、旧世界の人たちの希望の願いが、
現世界に文献にて語り継がれ、
本来の意味することと取り違えられても、
神の教えとして信仰してきたのだろう。
上人さまとナウシカの出合いにどのような必然性があるかは、
不明だ。
引用元:『徳間書店 ANIMAGE COMICSワイド版「風の谷のナウシカ1-7 宮崎 駿」』
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