兄貴のマンガ棚にあった。
池沢さとし氏の名著。
おかげで、その後のスーパーカー・ブームにも追従できた。
ロータスヨーロッパ駆る、ふぶき風吹裕矢のドラテクは、
当時は免許をもていなかったが、スリル感があった。
街道レースに勝つと、☆印をボンネットに印していく。
そこで、早瀬左近の登場。
金持ちボンボンの、まんま花形充がナチスよろしく、徒党を組んで相対する。
三億円犯人みたいな沖田は、警官なれどパトカーで二人に対峙。
そしてそして、最悪のヒール役に、隼人ピーターソン!
ガイジンのくせに駆る愛車はトヨタ2000GT。
トヨタ 86のCMに、彼を何故抜てきしないかトヨタさんに疑問。
他にも個性抜群のキャラいっぱいで、
愛車の性能も甲乙ふんだんに取り入れられ、
それは魅力あるお話しです。
単純な展開の割りに最近の安直シリーズのように、
登場人物が被らないのが良い。
本編を購読以来、おやじの国産大衆車がスタビライザーを打たないか
心配になったのは言うまでもない。
そして、兄貴のマンガ棚のとなりには、赤いペガサスに続いていた。
引用元:『週刊少年ジャンプ 「サーキットの狼」 池沢さとし』
0 件のコメント:
コメントを投稿