2013年1月30日水曜日

サーキットの狼に思う


兄貴のマンガ棚にあった。

池沢さとし氏の名著。

おかげで、その後のスーパーカー・ブームにも追従できた。


ロータスヨーロッパ駆る、ふぶき風吹裕矢のドラテクは、

当時は免許をもていなかったが、スリル感があった。


街道レースに勝つと、☆印をボンネットに印していく。


そこで、早瀬左近の登場。

金持ちボンボンの、まんま花形充がナチスよろしく、徒党を組んで相対する。


三億円犯人みたいな沖田は、警官なれどパトカーで二人に対峙。


そしてそして、最悪のヒール役に、隼人ピーターソン!

ガイジンのくせに駆る愛車はトヨタ2000GT。

トヨタ 86のCMに、彼を何故抜てきしないかトヨタさんに疑問。


他にも個性抜群のキャラいっぱいで、

愛車の性能も甲乙ふんだんに取り入れられ、

それは魅力あるお話しです。


単純な展開の割りに最近の安直シリーズのように、

登場人物が被らないのが良い。


本編を購読以来、おやじの国産大衆車がスタビライザーを打たないか

心配になったのは言うまでもない。


そして、兄貴のマンガ棚のとなりには、赤いペガサスに続いていた。


引用元:『週刊少年ジャンプ 「サーキットの狼」 池沢さとし』

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